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休養について学ぶ ~朝の腰痛は、寝返り不足のサインかもしれない~

休養について学ぶことは、単に「何時間眠るか」だけではなく、眠っている間に身体がどのように回復しているのかを知ることにつながります。

「朝起きると身体が固い」「寝ているはずなのに腰が痛い」。そんな経験がある方も多いのではないでしょうか。

その背景には、寝具だけではなく、睡眠中の寝返りが関係している可能性があります。

私たちは眠っている間も完全に静止しているわけではありません。今回は、寝返りが身体の回復にどのような役割を持っているのか、3つの視点から紹介します。

 

 

寝返りは、眠りながら身体を整える動き

健康な成人は、一晩の睡眠中に何度も寝返りを行います。寝返りには、同じ部位に圧力が集中し続けることを防ぎ、身体の向きを変える役割があります。

長時間同じ姿勢を続ければ、腰や背中、肩などには負担がかかり続けます。寝返りによって身体の接触する場所が変わることは、こうした局所的な負担を分散するうえでも重要です。

つまり睡眠は、「身体をまったく動かさない時間」ではありません。

眠りながら必要に応じて姿勢を変えることも、身体が快適な状態を保つための自然な働きの一つなのです。

 

 

寝返りが減る背景には「日中の身体」も関係する

朝の腰痛というと、「マットレスが合っていないのでは」と考えがちです。もちろん寝具は睡眠環境を左右する大切な要素ですが、それだけでなく、日中にどのように身体を使っているかにも目を向ける必要があります。

現代では、椅子に座る時間が長くなり、背骨や股関節を大きく動かす機会が減っています。

本来、人間の身体には、しゃがむ、床に座る、四つ這いになる、身体をひねる、立ち上がるなど、さまざまな動きがあります。しかし生活が便利になるほど、こうした基本的な動作を行わなくても一日を過ごせるようになりました。

身体の柔軟性や関節の動かしやすさなどが低下すれば、寝ている間の姿勢変換にも影響する可能性があります。

「年齢を重ねたから寝返りをしなくなる」と決めつけるのではなく、日中に動かなくなった結果、夜の動きにも変化が現れているかもしれないという視点も大切です。

 

③寝返りは「日中」に育てる

寝返りを増やそうとして、夜中に意識して身体を動かす必要はありません。睡眠中の寝返りは無意識に起こるものだからです。

大切なのは、日中に身体が自然に動ける状態をつくっておくことです。

歩く、しゃがむ、床に座る、身体をひねる、四つ這いになる。こうした動きによって、背骨や股関節、肩周りなどをさまざまな方向へ動かしておくことが、身体の動きやすさを保つことにつながります。

そして寝るときには、身体を無理なく動かせるスペースや、自分に合った硬さ・温度など、寝返りを妨げにくい睡眠環境を整えることも大切です。

 

 

良い睡眠とは、ただ長時間眠ることではありません。

眠っている間に、身体が自然に回復できる状態にあること。

朝起きたときの腰の重さや身体の固さは、寝具だけではなく、日中の身体の使い方を見直すきっかけになるかもしれません。

夜の回復は、昼の過ごし方から始まっています。

寝返りという無意識の動きに目を向けることが、10年後、20年後も快適に動ける身体をつくる第一歩になるのではないでしょうか。

 

 

下記に、今回紹介した内容をより詳しく記載したコラムを添付いたします。

ダウンロードして是非社内やご家族でご活用ください。

皆様が20年、30年先も健康的なライフスタイルを過ごしていけるために、これからも日常に活かせる健康のヒントを発信していきます。

 

※こちらからコラムをダウンロードできます

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