こんにちは、SACO WORKOUT WELLです！
今回は、SACOシステムの最下層「FUNDAMENTAL / RECOVERY / LIFESTYLE BASE」の中から、「自律神経」についてお話しします。
日々の生活で「なんとなく疲れが取れない」「眠りが浅い」「体調がすぐれない」と感じることはありませんか？
その原因の一つに 自律神経の乱れ があるかもしれません。
「健康的なライフスタイルの実現」を目指すSACOでは、自律神経のバランスを整えることを心と体の基盤として重視しています。
では、自律神経とは何か？ なぜ重要なのか？ どのように整えていくのがベストなのか？ 一緒に学んでいきましょう！
1. そもそも自律神経とは？
自律神経とは、意識しなくても体の機能をコントロールする神経です。
例えば
・心臓が勝手に動いている
・食事をすると自然に消化される
・暑いと汗をかき、寒いと体温を上げる
これらはすべて、自律神経が自動で調整してくれているおかげです。
私たちの体は「交感神経」と「副交感神経」のバランスによってコントロールされています。
●交感神経（アクセルの役割）
・活動モード
・朝〜昼に優位になりやすい
・心拍数や血圧を上げ、集中力やエネルギーを高める
・ストレスがかかると活発になる（「闘争・逃走反応」）
●副交感神経（ブレーキの役割）
・リラックスモード
・夜や食後に優位になりやすい
・体を回復させ、心拍数を下げ、消化を促す
・睡眠や深呼吸で活性化される
この 「交感神経」と「副交感神経」のバランス が整っていることが、健康的なライフスタイルの基盤となります。
2. SACOの考える自律神経の役割
SACOでは、自律神経を「健康の土台」と考えています。
なぜなら、運動・栄養・睡眠・回復の全てに影響を与えるからです。
例えば
・トレーニングの効果が最大化するかどうか
→ 自律神経が整っていれば、回復力が高まり、効率よく筋肉をつけられる。
・睡眠の質が向上するかどうか
→ 自律神経が乱れると、寝つきが悪くなったり、浅い眠りが増える。
・消化・吸収がスムーズにいくかどうか
→ 副交感神経が優位になることで、胃腸の働きが活発になり、栄養をしっかり吸収できる。
つまり、トレーニングや栄養管理を頑張っていても 自律神経が乱れていると、十分な効果を得ることができない
のです。
SACOでは、「運動 × 栄養 × 休養」 をトータルで考え、カラダとココロのバランスを整えることで 「生涯、健康的なライフスタイル」 を目指します。
3. 自律神経が乱れるとどうなる？
では、もし自律神経が乱れると、どのような不調が出てくるのでしょうか？
●自律神経の乱れによる症状
疲れが取れない・倦怠感
寝てもスッキリしない・眠りが浅い
頭痛・肩こり・めまいが起こる
イライラしやすい・気分が落ち込みやすい
冷えやのぼせがある
胃腸の不調（便秘・下痢・食欲不振）
動悸・息切れがする
免疫力が低下し、風邪をひきやすい
このような症状がある場合、交感神経と副交感神経のバランスが崩れている可能性があります。
特に、現代人は交感神経が優位になりやすい環境にいるため、リラックスする時間を意識的に作ることが重要です。
4. 自律神経を整えるためにSACOが推奨すること
自律神経を整えるためには、日々の習慣を見直し、少しずつ改善していくことが大切です。
SACOでは、次の4つのアプローチを推奨しています。
① リズムのある生活を送る
・朝日を浴びて体内時計をリセットする
・決まった時間に寝て、決まった時間に起きる（睡眠の質を高める）
・食事の時間を一定にする（血糖値の乱れを防ぐ）
② 呼吸を整える
・深い呼吸を意識する
・交感神経が優位になりすぎているときは、ゆっくり吐くことを意識
・ストレッチで呼吸を深める
③ 適度な運動を取り入れる
・軽いウォーキングやストレッチで副交感神経を活性化
・過度な運動は交感神経を刺激しすぎるため、適度に調整
・トレーニング後のクールダウンで自律神経を整える
④ 栄養バランスを意識する
・ビタミンB群・マグネシウムを意識的に摂取する（神経の働きをサポート）
・腸内環境を整える（発酵食品・食物繊維を摂る）
・カフェインやアルコールを過剰に摂取しない
5. まとめ
自律神経は、トレーニング・食事・休養の全てに影響を与える「健康の土台」です。
SACOでは、この自律神経を整えることを大切にし、「運動 × 栄養 × 休養」 のバランスを意識した指導を行っています。
日々の生活で、少しずつでも 「呼吸・睡眠・運動・食事」 を見直してみましょう！
小さな積み重ねが、心と体の健康を作り、一生続く「健康的なライフスタイル」 へとつながります。
何か気になることがあれば、いつでもSACOのトレーナーにご相談くださいね。
