「呼吸は生きるための基本動作」
なぜ呼吸が必要なのか? それは、最も生命維持に欠かせない運動だからです。
運動の始まりであって 終わりでもある呼吸について、皆さんに覚えていただきたいことを簡単に3つにまとめました。
①「休める・回復させる・集中させる」
胸郭がしなやかに動くことで、酸素の取り込み効率は高まり、自律神経や循環機能にも良い影響を与えるのです。
②胸郭の歴史を知る
私たち人間の胸郭は、進化の過程で“呼吸を効率よく行う” ために発達してきた構造です。もともと私たちの祖先は、 地面を這う生活のなかで、背骨や肋骨の位置が低く、胸郭 の可動性は小さかったとされています。しかし、直立二足 歩行をするようになったことで、胸郭が上に持ち上がり、 肩甲骨も背面に移動し、呼吸筋の働きがより自由になりま した。
③胸郭の動き=人 間らしい動きの土台
現代に生きる私たちも、 胸郭をしなやかに保つことが、疲れにくく、力を発揮しやすいカラダづくりにつながるということです。
呼吸が浅い、すぐ息が切れる、肩で呼吸してしまう。 そんな方の多くは、胸郭や横隔膜の可動性が失われて いる状態かもしれません。呼吸を深く行うためには、 まず「肋骨の動き」を意識することです。
2025SACO休養 6月
肋骨を上下左右に広げるような呼吸エクササイズ から取り入れると効果的ですので、お仕事終わりや、休憩時間などに是非行ってみてください。
私たちが無意識に繰り返しているのが「呼吸」です。その目的はただ空気を取り入れることではなく、生命維持に欠 かせない“酸素”を取り込み、不要な“二酸化炭素”を排出することです。
生きるために必要な当たり前のことを整えることで、未来の健康に大きく近づきます。
日々の暮らしの中に、深呼吸を取り入れてみましょう。
下記に、今回紹介した内容をより詳しく記載したコラムを添付いたします。
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皆様が20年、30年先も健康的なライフスタイルを過ごしていけるために、健康のために必要なことをこれからも発信していきたいと考えておりますので、今後ともよろしくお願いいたします。
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