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【9月号】栄養について学ぶ ~-咀嚼と健康編-~

人の歯を知ることで どのような食事が健康に良いのかがわかります。

今回は本来の人の食性にについて、3つの観点からご紹介します。






祖先の食性

人の歯は、切歯・犬歯・小臼歯・大臼歯に分かれ、それぞ れが異なる咀嚼機能を担っています。人の歯列を見ると、 臼歯が最も多く犬歯は少ないです。これは、私たちの祖先 が長い時間をかけて穀物・根菜・野草・木の実などを中心 とした植物性食品に適応してきたからだと言われています。






②「何を食べるか」だけでなく「どう食べる か」

「よく噛むこと」は、単なる食事の作法ではなく、消化・ 代謝・脳・ホルモン・メンタルにまで影響する重要な身体 機能です。咀嚼によって唾液が分泌され、消化酵素(アミラーゼ)が働くことで胃腸への負担が軽減されます。






③「本来の食べ方」に立ち返る

本来、食事とはただ空腹を満たすもので はなく、自然の恵みに感謝し、丁寧に噛みしめて味わう 営みでした。そしてそれは、消化吸収だけでなく、心を 落ち着かせ、人とのつながりを育む時間でもあったので す。




人は進化の過程で「穀物や野菜をすり潰す構造」を重視するようになったと言えます。

これは、高タンパク食に特化した肉食獣とは異なり、脂質や炭水化物に対応した雑食性の証拠でもあります。

私達祖先の食性に基づいた食事を摂ることは、心身の健康を作るためにも必要なのです。




「私たちの祖先から食を学ぶこと」

現代の食環境は、加工食品や添加物、精製された糖や油脂が日常化し「何を食べるか」だけでなく「どのように食べるか」までもが大きく変化してしまいました。

早食いや孤食といったライフスタイルも加わり、 カラダのリズムが乱れやすくなっています。こうした変化に対して、私たちのカラダの進化は追いついていません。 現代人に増えている慢性疲労や消化不良、代謝の低下は、こうした背景と無関係ではありません。

また、食べるのもだけでなく、食べ方も重要です。すぐにできることは「1日30回噛む」こと。咀嚼を意識した食事をお勧めします。

食事を本来の姿に戻すことで下地から少しずつ整っていき、確実に一歩一歩健康な心身へ近づいていくと考えます。


下記に、今回紹介した内容をより詳しく記載したコラムを添付いたします。

ダウンロードして是非社内やご家族でご活用ください。

皆様が20年、30年先も健康的なライフスタイルを過ごしていけるために、健康のために必要なことをこれからも発信していきたいと考えておりますので、今後ともよろしくお願いいたします。




※こちらからコラムをダウンロードできます

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