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【9月号】運動について学ぶ~身体コントロールの必要性~ -姿勢編-

「動かすことの本質を知る」

筋肉を鍛える前に 自分のカラダを思い通りに 動かせていますか?

今回は身体操作に必要な 運動制御の種類の一つ「姿勢制御」について皆さんに覚えていただきたいことを簡単に3つにまとめました。


姿勢制御とは「動かすための準備を整える」こと

私たちは立つ・歩く・座るといった動作を無意識に行っています。

この動作をスムーズに行うためには、事前にカラダのバランスを整える「姿勢制御」が必要不可欠です。

姿勢制御には4つの種類があり、代表的なのが「静的姿勢制御」「動的姿勢制御」「予測的制御」「反応的制御」です。

これらが連動することで、転倒を防ぎ、効率よく動ける身体をつくることができます。


姿勢制御を整える=疲れにくいカラダをつくる

姿勢が崩れると、カラダの重心が乱れ、無駄な筋肉の緊張や動作のブレが起こります。

これは肩こりや腰痛だけでなく、集中力やスタミナの低下にもつながります。

一方、姿勢制御が整っている人は、わずかな動きでも安定しており、疲れにくく、軽やかに動けます。

つまり、「正しく立つ・座る・歩く」こと自体が、最高のトレーニングになるのです。


バランスを鍛えることが姿勢制御の第一歩

姿勢制御を支えるのは「視覚」「前庭感覚(耳の奥)」「体性感覚(足裏や関節の感覚)」の3つです。

この3つをバランスよく働かせることが、動作の安定やケガ予防の鍵となります。

日常生活でも片脚立ちや姿勢リセット運動を取り入れることで、感覚が研ぎ澄まされ、立ち姿勢や歩き方が変わります。

複雑なトレーニングよりも、継続できるシンプルな動きこそ効果的です。


「姿勢制御」はすべての動作の土台。

体幹を固めることよりも、体全体でバランスを取りながら動ける安定をつくることが、疲れにくく快適な身体づくりにつながります。



普段の立ち方・座り方・歩き方こそ、最高のトレーニングです。

無意識に行っている姿勢や動作を少し見直すだけで、カラダの反応力や安定性が高まります。

1日1分でも意識して、姿勢制御を整える習慣をつくりましょう。

即効性はないですが、のちの健康的なカラダへと近づいていくと考えております。

下記に、今回紹介した内容をより詳しく記載したコラムを添付いたします。

ダウンロードして是非社内やご家族でご活用ください。

皆様が20年、30年先も健康的なライフスタイルを過ごしていけるために、健康のために必要なことをこれからも発信していきたいと考えておりますので、今後ともよろしくお願いいたします。

※こちらからコラムをダウンロードできます

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