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しなやかな美しさ

2019.9.20

しなやか

①柔軟で、弾力に富んでいる

②動作・態度に角張ったところがなく、おだやかで優美なさま

しなやかなカラダづかいは、女性なら美しさ、男性ならかっこよさにつながる

自身のカラダがどのポジションにあって、現状とイメージの身体操作のギャップがないことが、しなやかで美しいカラダであるということ。例えば、ヒールを履いて歩く一歩の幅が左右一緒なのか？どのくらいまで膝を曲げずにいれるか？そんな一動作でさえ、しなやかな美しさがでてきます。それを自身で知っていること、感じられるカラダであるかが大切なポイント。日常生活レベルで、身体動作をイメージ通りに動かす秘訣は、自分のカラダを知っているかどうかだと私たちは考えています。

そのしなやかな美しさを手にいれる為に、知っておくべきことがカラダのお話。

『第2の骨格』『ボディスーツ』と呼ばれる筋膜を知ること

筋膜とは、筋肉のみならず骨・靱帯・腱・内臓などを包む膜全てを指します。これら筋膜は、全身で細胞の核までつながっており、蜘蛛の巣の様に張り巡らされているため、『第2の骨格』『ボディスーツ』とも呼ばれています。筋膜はFasciaの和訳で、FASCIAという言葉はラテン語で帯、英語ではバンドやベルト、「シーツのような薄い膜」を意味しています。

身体操作には、『安定性』と『運動性』が必要であり、この両者のバランスが重要です。筋膜や神経の拘縮により『運動性』が低下してしまった場合、局所に構造的な歪みが起こります。この局所の問題は繋がっている筋膜上の離れた部分に負担が掛かることがあります。

反対に本来固定されるべき部位が緩み過ぎることで『安定性』が損なわれ、過剰な運動性による摩擦が筋・筋膜に負担を掛けています。また、これらの過剰な動きは、カラダを動かすためには安定性も必要であり、その安定性を生み出そうとするためにカラダに負担が掛かります。

身体の歪み、持続的な緊張、肥厚した筋膜、筋の運動性や感覚の異常により使われなくなった部位に生じた拘縮は、カラダの安定性と運動性の問題を身体が代償しようとした結果です。

緩ませる所は緩ませ。

整えるべき所は整え。

鍛えるべき所は鍛える。

全てはバランスということ。

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これらを知ることが、

理想的なカラダの動かし方を手に入れる第一歩となります。

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