おはようございます。
今回はイメージすることの大切さについてご紹介していきます。
当ジムでは、老若男女問わず様々な目的を持った方々がトレーニングを行っています。
初めて来られたお客様には必ず目的を伺うのですが、それだけでは無く「どのようなカラダになりたいか」「そのカラダになってどんなことをしたいか」といったイメージまで伺います。
このイメージができているか、できていないかだけで達成スピードが大幅に変わってくるのです。
◆イメージとは
想像・思考などによって、心の中に描き出される像。心的表象。心象。またある物事について具体的に与えられる、全体的な感じや印象。
ある物事を心の中に思い描くこと。想像。想起。
※Wikipedia参照
アスリートはよく、イメージトレーニングというのをします。
「なりたい自分」をはっきりさせ、その達成のために「今取り組むべきこと」を明確にし、成功に向けて効率的に努力していくための手段です。
成功のイメージを作りスタートするのと、全く何も考えずにスタートするのでは、効率的に効果を出すことはできません。
では、イメージすると実際にカラダへどのような影響を引き起こすのでしょうか。
◆イメージの重要性
脳は、実際に起こったことと、脳内で鮮明にイメージされたことを区別して認識することができません。
目標やアイデアをできるだけ具体的にイメージすることを「視覚化」と言います。
この視覚化をつかった実験で、すごく興味深いものがあります。
オーストラリアの心理学者、アラン・リチャードソンさんが行った実験です。
視覚化トレーニングの経験がない学生を3つのグループに分けて、バスケットボールのフリースローを練習しました。
①1日目～20日目までずっとフリースローの練習を行う。
②1日目と20日目だけフリースローの練習を行う。
③1日目と20日目だけフリースローの練習を行い、2日目～19日目まで毎日20分間、フリースローの練習をしているところをイメージしてもらう。
イメージの中で失敗したら、次のフリースローが成功するまでイメージしてもらう。
結果、どうなったかというと
①のグループは毎日の練習の成果が出て成功率が24%
②のグループは全く上達せず。
③のグループは1日目と20日目だけしか練習しないで、あとはフリースローが成功するところをイメージしていただけなのに、成功率が23%も上がったのです。
また、違う実験で筋肉の微弱の動きを感知できる装置を数人のカラダに着けて、運動をしている場面をイメージしたところ、その運動で使う筋肉がわずかに動くのが感知できたそうです。
これらの実験により、実際にカラダを動かして練習するのと、脳内でイメージすることの違いを、脳は区別することができないという証明になります。
頭でイメージを作った上でカラダを動かすことで、より効果を発揮でき、ゴールへの道がより明確になると考えられます。
◆目標を具体的に決めることが大切
痩せたい、筋肉つけたい、健康になりたいなど、思うことは大事ですがそうなったことでどのような自分になるのか、どのような未来になるのかという部分までイメージを作ることで、より目標達成に向けて効率性が増すと考えられます。
未来の自分のカラダ、心の中など、まずはどのように変えたいかを考え、その状態をイメージし続けながら生活をしてみてください。
そうすることで、なりたい自分になれる可能性が上がると考えられます。
まずは具体的に「イメージ」することから始めてみてはいかがでしょうか。
今回は、コンディションを整えるための三大栄養素について書かせていただきました。
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それでは、明日の投稿もお楽しみに。
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