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【7月号】休養について学ぶ~呼吸と痛みの関係!編~

「肩が重い」「腰がだるい」

まず見直してほしいのが 「呼吸の質」です。

呼吸は、カラダ全体の安定や 痛みの感じ方にまで 深く関わっています。

今回はその関係性を覚えていただきたく、簡単に3つにまとめました。


「緊張と不調」のスパイラル

私たちの呼吸は、肺や胸郭の動きだけでなく、神経系と筋骨格系が連動することで成り立っています。呼吸が浅く速 くなると、交感神経が優位に働き、カラダは常に“緊張状態”になります。とくに首や肩まわりの筋肉は「呼吸補助 筋」として働くため、浅い呼吸が続くとこの部位の筋緊張が強くなり、慢性的な張りや痛みが現れやすくなるのです。


②横隔膜を知る

ヒトは、二足歩行による不安定な体幹を内部から支えるため、横隔膜による腹圧制御が不可欠です。横隔膜がしっかり上下に動くことで腹圧が高まり、脊柱や骨盤が安定し、最小限の筋力で「軸のある姿勢」を維持できるようになります。


③呼吸を深める

呼吸のリズムは、脳の自律神経中枢(延髄・視床下部 など)とも密接に連携しています。呼吸が安定すると副交感神経が優位に働き、リラックスした状態が生ま れますが、それだけではありません。実は、深くゆったりとした呼吸は、脳から「痛みを抑えるシグナル」を出しやすくするとも言われています。


カラダの不調は一体なぜ起きるのか?そのヒント、答えは歴史にあると考えます。

なぜ、どうして私たちの祖先が人間のように2足歩行に進化したのか。そこを紐解いていくことで、カラダのこわばりや不調の改善につながることもあります。

そのヒントに呼吸が関係していることから、私たちが常日頃行う呼吸の質を高めることがライフパフォーマンスの向上にもつながると考えるのです。


私たちが無意識に繰り返しているのが「呼吸」です。その目的はただ空気を取り入れることではなく、生命維持に欠 かせない“酸素”を取り込み、不要な“二酸化炭素”を排出することです。

生きるために必要な当たり前のことを整えることで、未来の健康に大きく近づきます。

「呼吸で始まり呼吸で終わる」

呼吸の豊かさは、健康的なライフスタイルへ繋がっていきます。

下記に、今回紹介した内容をより詳しく記載したコラムを添付いたします。

ダウンロードして是非社内やご家族でご活用ください。

皆様が20年、30年先も健康的なライフスタイルを過ごしていけるために、健康のために必要なことをこれからも発信していきたいと考えておりますので、今後ともよろしくお願いいたします。

※こちらからコラムをダウンロードできます

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