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【10月号】運動について学ぶ~肩・首を整える!編~





私たち人間が首・肩コリが起こる 原因の1つというのが「基本機能の低下」です。

今回は、不調が起こる根本的な原因と解消法について皆さんに覚えていただきたいことを簡単に3つにまとめました。


①我々の祖先には首がなかった?

人間の進化の過程をさかのぼると、もともと「首」という独立した構造は存在していませんでした。

頭・胸・胴が一体化しており、胸郭がその動きの中心でした。

現代人は長時間のスマホ・デスクワークにより頭部が前方へずれ、胸郭の動きが失われています。

その結果、首や肩が代償的に動き、負担が集中しているのです。


肩・首こりが増えている理由

社会の変化により、私たちは前かがみ姿勢を続ける時間が圧倒的に増えました。

本来、胸郭や背骨をしなやかに動かすことで、重い頭を支え、安定した姿勢を保てます。

しかしこの動きが乏しくなると、上半身全体が固まり、首・肩の筋肉が過剰に働くようになります。

つまり、「首の不調の根本は、首ではなく胸」にあるということです。


胸郭を動かす=首を守る

胸郭を大きく動かすことは、呼吸の質を高め、首や肩の負担を軽減します。

立位で「胸を開きながら腕を上に上げる」動作は、シンプルながら効果的な方法です。

胸郭の動きを意識していくことで、姿勢が整い、首の可動性も自然に取り戻せます。

これは、単なるストレッチではなく動作をつくる運動習慣なのです。


首の痛みを改善するために必要なのは、首をほぐすことではなく「胸を動かすこと」です。

胸郭の柔軟性を取り戻すことで、自然と姿勢が整い、慢性的な肩こり・首こりの予防につながります。

コラムで紹介しているバンザイ(背伸び)呼吸は、姿勢能力向上トレーニングとなりますので、ぜひ行ってみてください。



今月のテーマは「胸郭から首を整える」。

胸郭や背骨をしなやかに動かすことで、重い頭を支え、安定した姿勢を保てるので、首の不調を抑えることができると考えます。

日常の動きに「胸を開く」「背中を反らす」「深く呼吸する」を意識的に取り入れてみてください。

即効性はないですがのちの健康的なカラダへと近づいていくと考えております。

下記に、今回紹介した内容をより詳しく記載したコラムを添付いたします。

ダウンロードして是非社内やご家族でご活用ください。

皆様が20年、30年先も健康的なライフスタイルを過ごしていけるために、健康のために必要なことをこれからも発信していきたいと考えておりますので、今後ともよろしくお願いいたします。

※こちらからコラムをダウンロードできます

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