本日は、微量栄養素という(ビタミン・ミネラル)についてお伝えしていきます。
微量栄養素(ビタミン・ミネラル)は、主に「体調のコントロール」をするという大切な役割があります。
一見難しそうに感じますが、よく耳にするビタミンC、ビタミンB、カルシウムや亜鉛などのことを指し、
疲労や老化など私たちの身近なことに関わっています。
—–ビタミン—–
ビタミンは、縁の下の力持ちと言われており、タンパク質、脂質、炭水化物の働きを促進してくれます。
また、ビタミンが不足により老化、臓器の数値の悪化、様々な病気の元になる場合もありますので注意が必要です。
ビタミンにはA・B・C・Dなど、13種類あり水溶性と脂溶性と2種類に大別されます。
脂肪性ビタミン
油で溶けやすいビタミン。
視野を正常にしたり、免疫力アップなどの機能があり主に24時間で尿中へ排泄されます。
水溶性ビタミン
水に溶けやすいビタミン。
イライラしなくなったり、代謝をよくしたり主に2〜4時間程度で尿中に排泄されます。
また、ビタミンは13種類ある中で、特に摂取できていないビタミンがB群と言われています。ビタミンB群はあらゆる種類の酵素の補酵素として働いており、代謝ビタミンとよばれ、私たちが生きるための源であるエネルギーをつくるのに必須です。
・ビタミンB1
働き:糖質をエネルギーに変える。
食品:豚肉、玄米、枝豆、かつお
・ビタミンB2
働き:脂肪をエネルギーに変える。
食品:レバー、うなぎ、ぶり
・ビタミンB6
働き:タンパクの合成を促進。
食品:カツオ、マグロ、鮭、ささみ、レバー
—–ミネラル—–
ビタミンと同じように縁の下の力持ちと言われており、タンパク質、脂質、炭水化物の働きを促進してくれます。
また、相互関係を持ちながら酵素と結びつき、食物の消化・吸収、老廃物の排泄などの活性化を助けます。
地球上には役118種類のミネラルがありますが、人間に必要とされているミネラルを必須ミネラルといい16種類あります。ミネラルは体内でつくることができないため、食べ物などから摂取する必要があります。
【必須ミネラル】
ナトリウム、マグネシウム、リン、硫黄、塩素、カリウム、カルシウム、クロム、マンガン、鉄、コバルト、銅、亜鉛、セレン、モリブデン、ヨウ素
この中でも、特に必要とさせるミネラルが
・カルシウム(Ca)
働き:筋肉の収縮。
食品: 乳製品、小魚、大豆食品
・マグネシウム(Ma)
働き:筋肉へ指令を送り収縮させる(神経伝達)
食品: しらす干しや貝類、大豆食品、海藻類
※食品から規定量摂取は難しいためサプリメントから補うのをオススメ
・鉄(Fe)
働き: 血中で酸素を運ぶヘモグロビンの成分。酸素を肺からカラダのすみずみまで運ぶ。
食品: レバー、赤身肉、イワシ、カツオ
普段の食事の中で、ミネラルもしっかりと摂ることか大切です。
・亜鉛(Zn)
働き:筋合成に働くホルモンの合成。
※男性:テストステロン/女性:エストロゲン
食品: 牡蠣、牛肉、カニ、卵(黄身)
これまでお話ししてきた内容が、微量栄養素となります。
是非、参考にしていただければと思います。