おはようございます。

本日は、意識とストレッチの関係性について書きたいと思います。

皆さんはストレッチを行う際何を意識して行っていますか？

よく伸ばしているところ（場所や部位）を意識しましょう。ということを聞いたことはないでしょうか。

私も昔スポーツクラブでインストラクターの仕事をしている時、よくレッスン中に伸ばしている箇所を意識するようにお伝えしていた記憶があります。

しかし、このキューイングが大きな間違いだったのです。

それはどういうことかと言いますと、

筋肉というのは元々伸ばす機能を持ち合わせていないのです。筋肉は「縮む」という機能しかなく、意識をするということは、その筋肉を収縮させることに繋がるのです。

そのため、ストレッチにおいて伸ばしたいところを意識するというのは、意識した時点でその筋肉は縮もうという作用が働いてしまうため、筋肉は伸びていかないのです。

意識をすると筋肉は縮み、固くなってしまうため、ストレッチを行う時はできるだけ伸ばしたい箇所を意識しないようにしてみましょう。

とは言っても意識しないのは意外と難しいと思います。

そこで一つポイントとなるのは、本来伸ばしたいと思っている筋肉の反対側に位置する筋肉に力を入れる（縮める）意識を持って行うようにしてみてください。（例：太腿の裏ハムストリングスを伸ばしたい時は、ハムストリングスが伸びるポジションで太腿の前大腿四頭筋に力を入れるようにしてみましょう。）

そうすることで、本来伸ばしたい箇所の意識は弱くなり、反対側の筋肉を収縮させることで自然とストレッチが増します。

是非、ストレッチを行う際は「伸ばしたいところは意識せず、その反対側の筋肉を縮める（意識）する」ようにしてみてください。

今回は、意識とストレッチの関係性について書かせていただきました。

最後までお読みいただきありがとうございました。

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それでは、明日の投稿もお楽しみに。

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