ストレスなく 思い通りに動けるために 関節の可動域が とても大切です。
今回は上半身の可動すべき関節とエクササイズに関して、皆さんに覚えていただきたいことを簡単に3つにまとめました。
①可動と安定を連携して動かす
Joint by Joint Theor(ジョイントバイジョイント理論) は、人間の関節が「可動性(モビリティ)」と「安定性 (スタビリティ)」という役割を持ち、それが交互に積 み重なっているという考え方です。この理論では、各関 節がそれぞれの役割を果たしながら、連携して動くこと が重要とされています。しかし、関節が本来の役割を果 たせなくなると、隣接する関節や筋肉がその不足を補お うとして負担をかける「代償動作」が起こります。これ がケガや慢性的な痛み、パフォーマンスの低下につなが るのです。
②肩こりや腰痛の原因は関節ごとの役割の理解不足
胸椎(背中の中央部分)の可動性 が低下した場合ですと、腰椎(本来は安定性が必要)が 代わりに動こうとして腰痛の原因となります。また、肩 関節(肩甲上腕関節)の可動性が低下した場合ですと、 肩甲骨や肩甲胸郭関節が過剰に動く必要が生じ、肩こり や肩の痛みを引き起こす可能性が高くなります。
③複合して動かすことが大切
部分的なリリースも大切ですが、カラダは連動して動くものです。単体で動かすという考え方ではなく、複合して動かしていきましょう。
柔軟性を高めるためにストレッチが大切ということは知っている方も多いかと思います。その精度を高める為にも、どこがどのように動くという意識を持てるとより良いです。
上半身の動きは日常で特に使う部分ですので、頭の中のイメージと動作をリンクさせ、可動するカラダを手に入れていただきたいです。
「肩こりや腰痛を持っている」「過去に首または腰の怪我をしてしまった」という方は、もしかしたら正しい関節の使い方をできていないかもしれません。
可動させることは基礎ですが、安定さす部分を固定できる能力もとても大切な基礎です。その為にも柔軟性・安定性・連動性などといった要素が必要となりますので、今回紹介したエクササイズを是非ご自宅で行ってください。
今のカラダを知り、コントロール力を高めることは、将来の健康的なカラダへと近づくと考えます。
下記に、今回紹介した内容をより詳しく記載したコラムを添付いたします。
ダウンロードして是非社内やご家族でご活用ください。
皆様が20年、30年先も健康的なライフスタイルを過ごしていけるために、健康のために必要なことをこれからも発信していきたいと考えておりますので、今後ともよろしくお願いいたします。
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