「休むことは、温めることではない」
寒くなると、手足の冷えや体のだるさを感じる方が増えてきます。
「冷え=血行が悪いから」と考え、外から温めることだけに意識が向きがちですが、実はそれだけでは不十分です。
今回は12月の休養コラムから、冷えと休養の本質について、覚えておきたいポイントを3つにまとめました。
①冷えは「カラダのリズムが乱れているサイン」
冷え性は、単なる体温の問題ではありません。
自律神経・血流・代謝・筋肉量など、複数の要素が関係しています。
本来、私たちのカラダは寒さに応じて血管を調整し、体温を保つ力を持っています。
しかし、現代の生活では運動不足や睡眠の乱れにより、この調整機能がうまく働かなくなり、冷えとして現れてしまいます。
②冷えの原因は「休養不足」にもある
冷えの背景には、栄養や運動だけでなく「休養の質」が大きく関わっています。
睡眠不足や慢性的なストレス状態が続くと、自律神経のバランスが崩れ、血管が収縮しやすくなります。
その結果、手足の末端まで血液が届きにくくなり、冷えを感じやすくなるのです。
休養とは、ただ横になることではなく、神経を回復させる時間をつくることでもあります。
③「温める」よりも「めぐらせる」意識を持つ
冷え対策の第一歩は、外から温めることではなく、カラダの中をめぐらせることです。
軽いストレッチや深い呼吸、足首・股関節を動かすことで血流が促され、自律神経も整いやすくなります。
また、短時間でも質の良い睡眠をとることで、体温調節機能は回復していきます。
休養は「何もしない時間」ではなく、「回復が起こる時間」なのです。
冷えは体質ではなく、カラダからのサインです。
温めるだけでなく、めぐり・休養・自律神経の回復に目を向けることが、根本的な冷え対策につながります。
生活習慣を整え、健康的なカラダを作っていきましょう。
12月は、外側より内側を整える季節。
運動・栄養に加えて、しっかり休むことで、カラダは本来の「自分で温まる力」を取り戻していきます。
この冬は、休養の質を見直してみましょう。
これらの積み重ねが、未来の健康を守る最も確かな方法です。
下記に、今回紹介した内容をより詳しく記載したコラムを添付いたします。
ダウンロードして是非社内やご家族でご活用ください。
皆様が20年、30年先も健康的なライフスタイルを過ごしていけるために、健康のために必要なことをこれからも発信していきたいと考えておりますので、今後ともよろしくお願いいたします。
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