SACO WORKOUT WELLの大浦です。
柔術を習い始めて2ヶ月が経ち、柔術という競技の特性が少しずつ分かってきました。
やはり、本当の意味で理解するには実践が1番ですね!
今回は、私が実践しながら感じた点も踏まえて、SACO WORKOUT WELLの2段階目である「MOVEMENT / CONDITIONING」と柔術との関係性についてお話ししていきたいと思います。
柔術は、その特性上「カラダの動きをコントロールする能力」が求められるスポーツです。
実は、この動きを磨くために欠かせないのが、SACOシステムの2段階目である「MOVEMENT / CONDITIONING」です。
柔術を楽しむため、さらにスキルを向上させるために、このステップがどのように役立つのかを解説します!
●MOVEMENT / CONDITIONINGとは?
「MOVEMENT / CONDITIONING」は、SACO WORKOUT WELLが考える、健康的なライフスタイルを送れるために必要な要素を4段階に分けて作られたワークアウトピラミッドの2段階目の階層です。
この段階では、以下のような要素を重視しています。
1. 安定性
柔術では、相手に体勢を崩されても自分の重心を保つことが重要です。体幹や関節の安定性を高めることで、より強固なポジションを維持できます。
2. 運動制御
柔術の技は、複雑な動きの組み合わせです。脳と筋肉の連携を強化し、滑らかで正確な動作を可能にします。
3. 動作の質
技を繰り出す際のカラダの使い方が正確であればあるほど、無駄な力を使わずに効果的な攻防が可能になります。
4. 可動性
柔術では、関節の柔軟性が試される場面が多くあります。股関節や肩関節をスムーズに動かせるようにすることで、技の幅が広がります。
●柔術とMOVEMENT / CONDITIONINGの関係性
柔術は、力任せではなく、カラダの効率的な動きで相手を制する格闘技です。そのため、以下のようなシーンでMOVEMENT / CONDITIONINGの効果が発揮されます
1. ガードの維持とパスへの対応
柔術では、相手のパスガードを防ぎつつ、自分のポジションをキープする必要があります。安定性が高まると、相手の圧力に負けずに体勢を崩さず対応できます。
可動性が向上することで、ガードからスムーズに反撃のポジションへ移行しやすくなります。
2. スイープや反転の動き
スイープ(相手を倒して上のポジションを取る動き)や反転は、カラダの動きがスムーズでなければ成功しません。
運動制御の向上により、タイミングよく体を動かすスイープ技術が磨かれます。
正しいフォームを身につけることで、力を効率的に使えるようになります。
3. 技の精度向上
動作の質を高めることで、技の精度が向上し、少ない力で相手をコントロールできます。
これにより、練習や試合でのパフォーマンスが格段にアップします。
4. ケガの予防
可動性を高めて関節や筋肉を柔らかくすることで、ケガのリスクを減らします。
また、正しい動きを習得することで、不自然な体勢での技を避けることができます。
●MOVEMENT / CONDITIONINGで柔術をさらに楽しむ!
MOVEMENT / CONDITIONINGのワークアウトを柔術に取り入れることで、以下のような効果が期待できます
1. 技がスムーズになる
効率的な動きが身につくことで、柔術の技がより効果的に決まるようになります。
2. 体力が持続する
無駄な力を使わなくなるため、長時間の練習や試合でも疲れにくくなります。
3. 柔術の幅が広がる
柔軟性が向上することで、これまで難しかった技や動きにも挑戦できるようになります。
4. 成長が実感できる
トレーニングを重ねることで、自分の動きが変わり、柔術の上達がより早くなります。
●まとめ
柔術は「動けるカラダ」があってこそ楽しめるスポーツです。
SACOの「MOVEMENT / CONDITIONING」を取り入れることで、柔術に必要な安定性や可動性、正確な動きを手に入れ、さらなるレベルアップが可能になります。
今回紹介した安定性・可動性・コントロール力 に関して、SACO WORKOUT WELLでは、毎週土曜日10:00-1時間、柔術パフォーマンス向上のためのプログラム「Workout of the Day (WOD) 」で強化することができます。柔術に必要な身体能力を強化する短時間集中型プログラムとなっておりますので、柔術をもっと楽しみたい、技を磨きたいという方は、お気軽にお問い合わせください!
一緒に、柔術をもっと楽しめるカラダを作りましょう!