栄養について学ぶことは、単に「塩分を減らすこと」ではなく、身体の巡りの仕組みを理解することにつながります。
「朝起きると顔がむくむ」「夕方になると足が重い」「血圧が気になってきた」
そんな変化を年齢のせいだと思っていませんか。
実はその背景には、塩分だけではなく、水分やミネラルのバランス、そして身体の巡りが関係していることがあります。
今回は、塩分と身体の関係について3つの視点からご紹介します。
①塩分は悪者ではなく、「摂り方」が大切
塩分(ナトリウム)は、神経や筋肉の働き、体液のバランスを維持するために欠かせないミネラルです。
しかし、必要以上に摂取すると、身体は血液中のナトリウム濃度を一定に保とうとして水分を保持します。
その結果、むくみや血圧上昇につながりやすくなります。
厚生労働省「令和5年国民健康・栄養調査」では、日本人の食塩摂取量は男性平均10.7g、女性平均9.1gと報告されています。
一方で、日本人の食事摂取基準(2025年版)は男性7.5g未満、女性6.5g未満、WHOは成人5g未満を推奨しています。
つまり、多くの日本人は現在でも推奨量を上回る塩分を摂取している状況です。
大切なのは「塩分=悪」と考えることではなく、自分に必要な量を知り、バランスよく摂取することです。
②現代は「摂る力」より「出す力」が弱くなっている
現代の食生活では、加工食品やインスタント食品、外食などから無意識に塩分を摂る機会が増えています。
一方で減っているのが、余分なナトリウムを排出するための生活習慣です。
昔の日本人は、歩くこと、畑仕事や肉体労働などで自然と汗をかき、身体をよく動かしていました。
そのため、摂取した塩分を循環や発汗によって排出する機会も多くありました。
現在では運動不足に加え、カリウムを多く含む野菜や果物の摂取量も十分とは言えません。
カリウムはナトリウムの排出を助ける重要なミネラルであり、不足すると体内にナトリウムが残りやすくなります。
つまり現代人は、「塩分が増えた」というより、「排出する力」が低下した生活になっているとも考えられるのです。
③身体は「減らす」より「巡らせる」ことで整う
塩分対策というと、「減塩」が最初に思い浮かぶかもしれません。
もちろん摂りすぎを防ぐことは重要ですが、それだけでは根本的な改善にはつながりません。
身体には本来、余分なものを排出し、必要なものを循環させる仕組みがあります。
その働きを支えているのが、水分、腎臓、血液循環、そして適度な運動です。
研究でも、軽い有酸素運動や日常的な身体活動は血流を改善し、血圧管理にも有効であることが報告されています。
また、野菜や果物、海藻類などに含まれるカリウムやマグネシウムは、ナトリウムとのバランスを整え、循環機能をサポートします。
さらに、汗をかく習慣や十分な水分補給も、身体の巡りを維持するためには欠かせません。
つまり大切なのは、「塩分を減らす」ことだけではなく、「身体が巡る状態をつくること」なのです。
むくみや血圧は、塩分だけの問題ではありません。
身体全体の巡りや生活習慣の積み重ねが、大きく影響しています。
だからこそ、「何を減らすか」だけではなく、「どう巡らせるか」という視点を持つことが重要です。
食事とは、身体へ栄養を入れるだけでなく、身体の流れを整える時間でもあります。
水分をしっかり摂ること。
野菜や果物を食べること。
身体を動かし、汗をかくこと。
こうした日々の積み重ねが、むくみや血圧を予防し、健康的な身体づくりにつながります。
「減らす栄養」ではなく、「巡らせる栄養」を意識することが、未来の健康への第一歩になるのではないでしょうか。
具体的な解決法がわからない場合は、当ジムにいつでもご連絡ください。
下記に、今回紹介した内容をより詳しく記載したコラムを添付いたします。
ダウンロードして是非社内やご家族でご活用ください。
皆様が20年、30年先も健康的なライフスタイルを過ごしていけるために、健康のために必要なことをこれからも発信していきたいと考えておりますので、今後ともよろしくお願いいたします。
※こちらからコラムをダウンロードできます
↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓









