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SACOが考える食事学

おはようございます。

本日は、SACOが考える食事学について書きたいと思います。



「この食べ物は〇〇って栄養素がたくさん入っているから良い」

このような会話やテレビや雑誌の情報を見たことある方は多いのではないでしょうか。

食べ物を選択するとき、栄養素の高いものを選択することは間違いではありません。

ただ、食べるということの必要性を理解していないで栄養素の高いものを食べても

食べることはなんなのか、食べ方、タイミングを間違えてしまえば

カラダへもたらされる効果は小さくなってしまうのです。



●食の三大機能

「食べ物は、自分自身の未来への自己投資」です。

「食べ物を粗末にすることは、自分自身を粗末に扱うこと」「カラダに良いものはココロに良いもの」です。

美味しい食べ物を一緒に食べれば仲良くなれるし「同じ釜の飯を食う」ことは「同じ成分の物質(人・脳)になる」ことです。

同じ食事・同じ素材を食べていれば、自然と思考が近くなります。

食品には以下の3つの機能があることが知られており、そのいずれもがバランス良く満たされていることが重要です。

1.一次機能

「栄養機能」としても知られ、食品を食べ物として摂ることによって、生命維持のためにカラダが必要とする栄養素を供給する機能。

これが満たされることによって健康が保たれます。



2.二次機能

「感覚(嗜好・味覚)機能」としても知られ、食欲を満たし、味覚(味)・視覚(色・盛り付け)・聴覚(音)・嗅覚(香り)などを満足させる機能。

食べる楽しみのことで、食を通して生活を豊かにし文化を向上させるのに役立ちます。



3.三次機能

「体調(生体)調整機能」としても知られ、抗酸化作用や免疫機能の向上、老化防止などに関わる機能。

最近の研究では、食品には免疫や内分泌や神経などの生体機能を調整する機能を持つ成分が含まれていることが証明され、食品の三次機能が重視されるようになりました。

例;カロテノイド群、ポリフェノール群、硫黄化合物群



●先人の教え

食については、世界中で格言やことわざが多く見られます。


・ヒポクラテス(医学の父、古代ギリシャ(B.C.460-377))

「食を汝の薬とせん、薬を汝の食とせん」と言い、医と食は同一線上に捉え「類似の法則」を考案しました。


・アーユルベーダ

「食事が間違っているとき薬は使う意味がない、食事が正しいときは薬を使う必要がない」



・Fruit is gold in the morning, silver at noon, and lead at night.(スペインのことわざ)

「朝食のフルーツは金なり、昼食のフルーツは銀なり、夕食のフルーツは銅なり」



・医食同源

日頃からバランスの取れた美味しい食事を摂ることで病気を予防し、治療しようとする考え方(1972年、NHKの料理番組「きょうの料理」の特集「40歳からの食事」において、新居裕久医師が発表したもの)



人類穀食動物論

食養理論の大著である「科学的食養長寿論」は、「人類は穀食(粒食)動物なり」とはじまります。臼歯を噛み合わせると、粒が入るような自然の形状で凹んでいるため、粒食動物とも言いました。または穀食主義。人間の歯は、穀物を噛む臼歯20本、菜類を噛み切る門歯8本、肉を噛む犬歯4本なので、人類は穀食動物です。穀食動物であるという天性をつくすことが重要です。



食というのはカラダ作りの土台であることが、先人の教えからわかります。

特に、人類穀食動物論は一般的に言われるPFCバランスの素となるとても大切な教えです。


【比率】

P(タンパク質)・・・15%

F(脂質)   ・・・25%

C(炭水化物) ・・・60%

食事例;食堂の定食(サバ定食・お刺身定食・生姜焼き定食など)


和食・焼き魚定食03 | フリー素材ドットコム

●まずは「孤独」にならないこと

誰と食事をするのかは、時系列上もっとも先に考慮されることが多い要素ですが、そのことが生理的に大きな影響があることは一般には知られていません。

副交感神経優位下で唯一亢進する機能が消化で、消化腺からの消化酵素の分泌が活発になることが知られています。

家族が揃って食事をする共食の機会が減ることにより、共食が煩わしくさえ感じるようになる場合があると言われています。

また、児童の発育期における会話のない朝食は、将来そうした子供達にどのような影響を与えるのであろうか。家族との共食は、個々の家庭で受け継がれてきた生活慣習や食の継承が行われ、そこは昔の食糧事情に関わる話をする機会となり、そして何よりも食を通じて家族の絆が確認されます。


100歳を超えて砲丸投げ、やり投げ、円盤投げのマスターズ世界記録を出した下川原孝さんは、東日本大震災で惜しくも104歳の生涯を閉じられました。

下川さんは生前、次のように話していました。


「食は何を食べるかより、一人で食べないことが大切」


老人の一人暮らしが増える中「孤食」になってはならないと戒めた言葉です。

アルツハイマー病には、ライフスタイルの違いが発症に関係しているという調査結果があります。

スウェーデンのストックホルム市で実施された調査では、高齢になっても社会のつながりが多い人ほどアルツハイマー病発症率が低いという結果が出ています。逆に、他人との接触が少なく、社会との交流が苦手という人は発症率が高かったのです。

他人との触れ合いを多くし、社会と繋がっていれば、老化を防ぐ効果があると考えてもいいようです。



ご友人、ご家族と一緒に食事を取るようにしましょう。

自身が落ち着く場所で、幸せを感じられる環境で食べる食事は、どんな高級食材をふんだんに使った高級料理よりも、カラダとココロが満たされると考えます。

この記事を見た方は、是非参考にしてみてください。

まだ、食事学についてお伝えしたいことがございますので次回以降に続きを書いていきます。



今回は、SACOが考える食事学について書かせていただきました。

最後までお読みいただきありがとうございました。

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それでは、明日の投稿もお楽しみに。

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