おはようございます。
本日は「まっすぐ立つこと」と言うテーマで書かせていただきます。
現在、一般的に知られている正しい姿勢や良い姿勢は、垂直壁面にかかとから頭までをぴったりと付けた状態での立ち姿勢でイメージされる事が多いのではないでしょうか。
書籍やインターネット情報などでも多く散見します。
しかしながら、実はこの垂直に立つイメージでの姿勢は多くの誤解を生んでおり
実は非自然的な姿勢であるが故に、その姿勢を維持しようとすると、知らずに自らの運動機能を低下させてしまったり
無理を強いれば肩や腰への痛みの原因になる可能性があります。
その非自然的な理由について、二つの観点から鑑みて、合点のいかない解釈である事がわかります。
①人間の進化からの観点
水平面からの垂直線は、人間が建築技術を持つに至ってから生み出された線です。
私たちの祖先は、この垂直線を生み出す前から二足で生活をしているのですから、いつから人間は自らが生み出した線に支配された姿勢をとらなければならなくなったのかと言う観点から見れば、垂直につ立つことの矛盾が見えてきます。
②人体構造からの観点
水平面に垂直に立つということは、身体を真横から見た場合、カメラの三脚のような構造バランスで立つということです。
カメラの三脚が地面から垂直に立つためには、支柱を支える全ての脚の長さが同じであり、支柱との傾斜角度も全て同じである必要があります。
では人体の足の構造はどうでしょうか。
くるぶしから前方の骨格をつなぐ線とでは、長さも違えば織りなす傾斜角度も違います。
建築構造から見ても、この構造では支柱を垂直に立てることが難しいということに気づくでしょう。
今回は「まっすぐ立つとは?」について書かせていただきました。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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それでは、明日の投稿もお楽しみに。
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