SACO ウェルビーイング ブログ

SACO - WORKOUT WELL

SACO WELL-BEING BLOG

SACO ウェルビーイング ブログ

ウェルビーイングへのクラシックとモダンの運動文化

理想と現実

人類の身体との向き合い方は、狩猟や果種を採取していた時代から農業革命、産業革命と流れIT革命を経験してきました。 「雄大な自然の景色や自然現象が、この世のより深遠な力とわたしたちを結びつけ、助け合いの精神をもたらし、絆を強めることで環境の変化に適応し、進化してきました」 わたしたちの生活は文明の発達によって大きく変化し、人類の持つ本来の能力を発揮するためにも、これからは「健康変革」の起点となることが必要だと考えます。

/

トータルヘルスケアの構築

そのためには、「運動、栄養、休養の柱を立てる基礎づくりを再度構築するための、トータルヘルスケアのストラクチャー」が必要であり、ヒトの細胞が老化する原因の多くを占める”活性酸素”は、運動不足、消化不良、不眠など日常習慣にある課題がほとんどです。 全てのトレーナーは、クライアントに対して運動を日常にすることを提案することで健康度を高めてもらいたい。そのためのヘルスケアに関する専門的知識があることは当たり前であり、クライアントの生活習慣に沿って提案する機会の提供と、それを活かす環境づくりを持続可能にしていくことが必要だと考えます。

/

美と健康の循環サイクル

美と健康は、カラダづくりの基礎である「緩める」「整える」「鍛える」を正しいサイクルにすることで成り立つという考えから、私たちが生涯健やかさを持続させるライフスタイルへと導きます。私たちは、ワークアウトを提供するためだけにパーソナルトレーニングをしておりません。 「ウェルビーイング=人類として暮らせること」をマーケットと捉えており、今まで培ってきた経験とデータを活用し「人類の健康を進化させる」ことを目指し新たな領域へチャレンジし続けていきます。 最適なワークアウトの秘訣は「何をするか」ではなく「なにをしないか」の引き算ができること。 わたしたちが、あなたに最適なワークアウトやライフスタイル(食事、睡眠)を提案することで無駄なことをできるだけ0%にしていきたい。 

/

ウェルビーイングの実現に向けて

姿勢改善によるスタイルアップから肩痛や腰痛を改善したい方のリハビリテーションメソッドまで、目的に合ったパーソナルコンディショニングを提供し、30年、40年先も自分の足で元気よく人生を楽しんでもらえるように、今を楽しく生きる為のライフスタイルを提案することが「ウェルビーイングトレーナー」開業当初から様々なお客様より共感をいただき、自身の体にやさしく、その先の家族までも健康になれるトレーナーがあなたを支えるジム。これが、私の関わるジムです。数字だけのダイエットではなく、静的な美しさでなく動的な美しさを求め、ウェルネスを起点にメディカル未満な運動のあるライフスタイルを提案するトレーナーがおり、施設であること。運動は日常に溢れています。しかし、日本やアジアで運動を持続的に行うには、トレーナーのスキルはもちろん施設の魅力も同様に必要です。当たり前のサービスを感動に導く為に、顧客のウェルビーイングを実現するサポートをさせていただきます

/

日本と運動文化

健康って目に見えなくて明確な基準がわからないイメージありますよね。健康は身体、精神、社会的に問題のない状態と言われています。でも、運動していますか?て聞くと運動していますって言う人がなかなかいないのです。2014年くらいにジムをオープンした時に、知人に言われた一言で健康的なライフスタイルって何?と言われて、一生懸命説明しても理解されなかった思い出があり、最初は悔しい思いをしたこともありました。だからこそ、新潟にもこんな場所があって、ここでしか提案できない健康づくりがあることを知ってほしいと創設した「SACO WORKOUT WELL」。日本中探してもここにしかない唯一無二の運動施設、それが「SACO WORKOUT WELL」です。ここには、噂を聞きつけて集まってくれた健康づくりに前向きなお客様が沢山通っていただいております。そんな私の大好きな街から運動や食事を通じて、街の素晴らしさや運動がライフスタイルにあることを知ってほしいという思いは、昔からずっとあります。

/

クラシックと、モダンの融合

身体評価って経験や目線で人によってダイレクトに変化が出る。私たちは創業以来、評価に対する提案として、テクノロジーの活用を中心に話をしていました。トレーナーの文化である身体評価を、人の目線ではなく画像解析システムを活用し提案するようになりました。なぜなら、身体評価はトレーナーなら誰もが知っている古くから伝わる伝統的な測定方法が数多くあります。しかし、人によって誤差が出ることも想像がつきます。人ならではであるホスピタリティは大切にして、評価や測定をテクノロジーに変えることで、より視覚的に言語化できるようになりました。画像解析というモダンな考えと、カウンセリングや提案する際のクラッシックな評価方法の両方から提案できるように幅が広がる喜びをお客様と共有できることに今は満足しています。しかし、これからの未来を考えるとまだ満足せず、テクノロジーを開発する企業と共に、アイトラッキングという視線解析のテクノロジーや、現行の姿勢解析の技術を応用したものを、全世代の方達に応用できる未来を目指しています。それを使い、伝えることも、やはり人でありそこにトレーナーが関わり続けられる文化を創造できることが私の理想です。

/

運動を楽しむ

私たちが提案するのは発酵食のような洗礼されていく熟練度を積んだ所作の運動。もはや誰もが知っている、スクワットも腕立て伏せもただやるのではなく、どこでどう押して動かしているかが大切。よく静止している時の美しさを求めがちですが、一番は動作のある所作の綺麗さではないでしょうか?日常の何気ない動作も綺麗な所作に変えることで運動へと変わります。どうしても着替えて、よし、運動するぞ。という用意と気持ちは手間もかかるし、合理性を考えると普段の所作が綺麗になる方がよっぽど楽で現実的なのです。何故、私たちの縄文時代よりも前の祖先は、二足歩行を選択したのでしょうか?諸説は様々ですが、鍵は股関節と肩甲骨にあると言われ、狩猟や家事をする際も道具を使用しなければいけません。両手で道具を使いこなすよう、肩甲骨を稼働させることに特化していくことで二足歩行になっていったと言われています。肩甲骨を自由に動かせることは私たち人類の特権であり、動かすべきことなのです。その辺りを含めても、お客様の20年後30年後を考えると、かっこいいカラダっていうよりは、綺麗な動作や所作がそのままかっこいいと感じること。それは古き良き日本の茶道や華道にも通ずると思います。だから、トレーニングというよりは鍛錬なのです。基本動作を繰り返して磨き上げるという考えの方が、現代人に必要な運動だと思います。これからも健康づくりを発信する者として、その土地や気候、風土として食事を楽しむように運動を楽しむイズムは、これからの世代にも継承し、運動を身近に触れる機会を提供していきたいと考えています。

/

執筆者

迫 慶太(さこ けいた、1981年1月28日)は、ウェルビーイングトレーナー、ブランディングデザイナー。Personal trainer, group fitness trainer(Australian academy of fitness、2007年)。株式会社S A C O代表取締役。SACO WORKOUT WELL 最高技術責任者。THE BASE GYM 最高技術責任者。株式会社ALIVE内Smile Japan Project ブランディングデザイナー。GARDEN GYM恵比寿店 デレクター。日本ウォーキングスペシャリスト協会 理事。NATURE FIX CLUB最高技術責任者。血液型はO型。

SHARE ARTICLE