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基本の動きがそもそもできない場合①

おはようございます。


本日は、基本の動きがそもそもできない場合のストレッチについて書かせていただきたいと思います。


当ジムでは、お客様の健康的なライフスタイルをご提案するために、基本動作をスムーズに行えるためのウォーミングアップを毎回取り入れております。

内容例としては、

基本運動である「起立」が行えるためにも足元が整える運動。

「歩行」を行うための脊柱と股関節の動きや連動性を養う運動。

といった足元、脊骨、股関節といったカラダを保ったり動きを作る上で要となる部位の運動になります。


ただ、いざそのメインのウォーミングアップを行おうと思いお客様にご提案を行っても

さまざまな要因からその動きができないことが多々あります。


基本動作をまずは確立することが大切ではあるが、そもそもそれができない場合どのような解消法を行えば良いのかをこれからご紹介できたらと考えております。


●脊骨の運動

背骨は大きく分けて「頚椎」「胸椎」「腰椎」の3つに分かれていて、丸める「屈曲」、そらす「伸展」、横に倒れる「側屈」、捻る「回旋」という人間の基本的な動きを伴う部分です。

この背骨の動きが悪くなることにより、肩こり腰痛といった不調だけでなく「呼吸」「起立」「歩行」といった人間基本運動を気持ちよく行えないことに繋がります。


その背骨の基本動作を養うための代表的な運動があります。


●キャット&カウ



・スタート





・反らす(伸展)





・丸める(屈曲)




《ポイント》
1.四つ手の基本姿勢をつくり、息を吸う。
2.息を吐きながら、腰から首にかけてゆっくりと背中をそらし視線は斜め上を向く。
3.もう一度息を吸い、2と同様の順に動かし背中を丸めていき視線は腹部を向く。
4.2と3をゆっくり繰り返す。



《注意点》
・動作中は呼吸を止めないようにする。
・肩や股関節が痛い場合は無理をせずに動かせる範囲内で行うか、やらないようにする。
・手のひら、膝、つま先が床から離れないよう注意する。


この運動は背骨の動きをスムーズに行う上でも畳1畳あれば簡単にでき、とても効果的ではありますが、そもそもこれができない場合があります。


●原因

①背中の筋肉の緊張

②胸の筋肉の硬さ

③肩甲骨の動かし方

④呼吸の浅さ


上記以外でも原因は山ほどありますが、動きができない場合として筋の硬さにより制限がかかっていることが1つ考えられることから、まずはその硬い部分をストレッチしてから連動した動きを作るための運動を取り入れると良いです。


背骨の動きでも、特に反らす動作が苦手という方が多いです。

その場合は胸の硬さが1つ関係していると考えられます。


●胸のストレッチ



《ポイント》
1.壁に手をつく。
2.息を吐きながら、胸を開いていく。
3.余裕が出てきたら指先を壁から離すとよりストレッチ感が増す。



このストレッチは立ちながらでもできます。

壁があればどこでもできますので、背中の硬さを感じるという方は取り入れてみてください。

そして、キャット&カウの反らす動作ができない方はこのストレッチも一緒に行うことで、

より背骨の動きの改善が行えると考えます。

是非、参考にしてみてください。


今回は、基本の動きがそもそもできない場合のストレッチについて書かせていただきました。

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それでは、明日の投稿もお楽しみに。

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